もし、身近にうつで悩んでいる方がいたら、そっと教えてあげてください。
患者さんが100万人を超えたと言われる「うつ病」。『ツレうつ』のヒットなんかも、うなずけるというものです。傍目からみたら健康体と変わらないように見えますが、熱が出たり血が出たりしない分、なかなかそのつらさが伝わらなくて、大変だったりするのです。そして、通院治療も長期間になりがち。1回の治療費がそれほど高くなかったとしても、ちりも積もればなんとやら。やはり負担になることは間違いありません。
本体の左上後方に痛みの原因
そこで、知っておきたいのが、2006年の4月から始まっている「自立支援医療」に申請を行えば、診察費と薬代が3分の1になること。健康保険(国民健康保険・社会保険)を利用した場合、通常なら30%が自己負担となりますが、こちらの制度を使うと、自己負担が10%になります。厚生労働省の公式ページもありますが、お役所テイストのレイアウトなので、下記に申請の流れとポイントをまとめておきますね。
ライフハッカー[日本版]Amazon売上TOP5
"赤welts "ストップのかゆみ
手続きの流れは、
●各市区町村の精神保健福祉担当課へ書類を申請
→健康保険を担当する窓口や保健所に出向いて、「自立支援についての申請書をください」と伝えればOK。申請に必要な書類一式がもらえます。
●もらってきた書類に記入
→医師に診断書を書いてもらうには別途費用が必要(この費用は健康保険適用外)。
費用は医師によって異なるので、あらかじめ聞いておくといいでしょう。
一般的には、「支給認定申請書」「医療診断書」「健康保険証」「納税証明書など課税状況のわかる書類(区市町村民税課税・非課税証明書、確定申告の控え等)」(東京都の場合)
犬のしゃっくり
●記入したら、窓口に提出。
→申請が受け付けられれば、「自立支援医療受給者証(精神通院)」が自宅に届きます。
また、治療費が10%になるのは、「申請した日から」になります。申請~受給者証が届くまでの間は、申請用紙の控えが受給者証に。その際の医療費の支払い方は、「いったん30%支払い→後日受給者証が手元に届いたら過払い分を返金」or「申請用紙の控えを見せれば10%負担」のどちらか。医療機関によって対応は異なります。
●1年後更新なので、それまで通院が続いていれば、再度同じ手続きで更新。
→自動更新にはなりません。毎年申請が必要。
30%負担→10%負担になることに加えて、所得水準に応じて月額負担の上限が設けられます。仮に、毎日診察を受けたとしても、月額負担は0~2万円になります。
[UTU-NET、厚生労働省、ダイヤモンドオンライン]
(常山剛)
【関連記事】
・本当は 身体に 悪くない 6つのジャンクフード
・いざというときに慌てない、AEDの使用法
・きっと役立つ! 現代を生き抜くサバイバル術 10(動画あり)
0 件のコメント:
コメントを投稿